グロリア創建便り

簡単に、お茶をおいしく飲む！

夏にピッタリで、しかも簡単な方法は、ポットに茶葉を入れて水を注ぎ、そのまま冷蔵庫

に入れて放っておく、いわゆる水だし茶の方法です。下手なペットボトルのお茶よりも、

ずっとおいしいです。

　中国では、ウーロン茶をふた付き湯飲みに入れ、湯をつぎ足しながら何回も飲みます。

これもとても簡単そうです。

　今多くの人が飲んでいる深蒸し茶の製法は、１８世紀の日本で開発されました。新芽

を深く蒸し上げるので、繊維成分などが壊され、湯をそそぐだけで、お茶の成分が溶け

出します。簡単に緑色のドロッとした浸出液がでるので、急速に普及しました。

　こうしてみると、お茶は、人々のライフスタイルに合わせて、製茶方法や道具類、そし

て飲み方まで変化させ、より魅力を増してきました。これからも、忙しい時代に合わせて

より簡単なものへと変化していくのは、やむを得ないことだと思います。

　茶こしで簡単にお茶を飲む場合は、次の二つの方法をためしてみてわ？

①マイ茶こしで、お茶を入れる。自分好みの茶こしを持つことで、お茶に愛情がわいてきます。

②熱湯を湯冷ましなどの器で冷やします。ポットから直接茶こしに入れず、ひと手間掛ける

ことで、お茶の成分や味覚を味わうことができます。