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「艶ありタンク」でオヤジよ、色気づけ

品行と品性。これにこだわったのが映画監督の小津安二郎です。品性下劣を嫌い、劇中では「品行は直せても、品性は直らない」という台詞を書き、俳優にも演技の上手下手以上に本人の品性を求めたといいます。

それに通じる品性を、「カルティエ」のタンクは漂わせます。1917年に誕生し、それまで主流だったラウンドケースに対し、レクタンギュラーケースの金字塔となりました。戦車から着想を得た独自のフォルムは当時のモダンであると同時に、戦禍からパリを解放した自由の象徴でもあったのです。

そんな出自だからこそ、役者のように時代のスタイルを纏っても品性は変わりません。鮮やかなカラーで彩った新作は、腕元に艶を与えてくれます。派手さをひけらかすのではなく、落ち着いた色気ある佇まいが、オヤジの粋と品性を物語ります。

時代を超越する品性を彩る2色の新作

カルティエ タンク MC WSTA0010

カテゴリー カルティエ タンク(新品)
型番 WSTA0010
機械 自動巻き
材質名 ステンレス
タイプ メンズ
文字盤色 ブルー
文字盤特徴 ローマ
外装特徴 シースルーバック
ケースサイズ 44.0×33.3mm
機能 デイト表示

初代の登場から1922年にルイ・カルティエがデザインを刷新し、伸ばした縦枠は細くなり、角は丸みを帯びる。

新作はメゾンのキーカラーのボルドーとドレッシーなネイビーを採用。スタイルをエレガントに彩ります。


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